BLOG「プランタンのクラシック・ピアノ挑戦」

大人になって再開したピアノ、こんなに「はまる」とは・・・

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海外出張(マドリッド)その2

最終日飛行機の出発時間までに間に合うことを確認して、プラド美術館と、ソフィア王妃美術館に行ってきました。今回はプライベート時間がないこともわかっていたので、ほとんど下調べもせずに、行き当たりばったりの旅行でしたが、おそるべしスペイン帝国の遺産。

ルーブル、大英、メトロポリタンもすごかったけど、ある意味今回が一番感激しました。

プラドにはベラスケス、ゴヤなどの大御所がずらーり。特にゴヤの「黒い絵」シリーズに圧倒された。(完全に抽象入ってます、水墨画入ってます)

それから知らなかった画家で感動したのは、リベラとレニのふたり。
リベラは、暗い背景の中に浮かび上がる大胆で劇的な構成の肉体が強烈です。まさにドラマを感じます。
レニは、正反対に非常に軽やかなタッチ。独特の上品で清潔なリズムを感じさせます。

その他、ここで本物に会うとは思っていなくて(勉強不足も甚だしい)感激したのは、
・デューラーのアダム(対のイブは補修中で展示されておらず、アダムも寂しそう)
・ブリューゲルの死の勝利(小学生の頃、ブリューゲルとダリにはまって画集持ってたんですよね、こんなところで「再会」するとは)

他にはゴヤの黒い絵の中でも有名なサトゥルノという恐ろしくグロテスクな絵があるのですが、何と同じテーマをルーベンスも描いていた。こちらはまた趣の違う絵で、なかなか興味深かった。サトゥルノがわが子を食らうという恐ろしい題材で、ゴヤはグロ・狂気を強調、ルーベンスは悲惨・苦痛を強調といったところでしょうか。

あれ、エルグレコはどうしたかって?個人的にちょっとあの顔と色使いが好みじゃないんで・・・

それからソフィアもすごかったですよ。
まず生ゲルニカ!
絵自体はあちこちでお馴染みだし、こういう有名な絵の前は混んでいるので、さほどゆっくりみたわけではないのですが、驚いたのはその習作の多さ。この絵はあっという間に描いたというイメージが強いけれども、繰り返し繰り返し描かれたデッサンを見ると、本当に感動します。何につけてもあくなき探求心、あきらめない持続力・集中力これこそが、天才の源泉です。仕事に相通ずるところあり、深く深く共感するわけです。

それから、ダリとミロ。

ダリはフロイトに傾倒していたこともあり、どうも未成年お断り系のテーマを連想させるような絵が多く、自宅には飾れない。で、子供がいない時にこっそり画集を見るだけ。(何やらエロ本をのぞき見る中高生のよーな気分でドキドキ)。そんな画集にあった絵が実物大で目の前にあるだけで感動します。

一方ミロは元祖ヘタウマですから、カミサンも特に反対せず、昔からポスターを買ってきては自宅に飾ってあるんです。ちなみに、自宅に飾ってあるのは、ミロ、マティス、リキテンシュタイン、キースへリングなど。他にも買ってきたポスターがいくつかあるのですが、クリムト→なまめかしいとの理由で却下、ムンク→暗いとの理由で却下・・・閑話休題、ミロに戻すとやっぱり実物だと色合いとかが本当にすばらしい。

というわけで、感激屋さんの僕は、でかくて重い画集を5冊も買ってしまった。美術館からの帰り、腕がちぎれそうでした。

その他、今回のマドリッド出張で印象に残ったこと。

(その1)
食べ物が大量かつ味が濃かったため口内炎になった。

(その2)
以前の海外出張で機内で見た映画ボーン・アルティメイタムの爆破シーンに出てきたマドリッドのマヨール広場に行ってきた。映画で爆弾が投げ込まれる仮設ステージと全く同じものがあってドキドキした。その近くの古い町並みもなかなかの趣だった。

(その3)
またしても地下鉄駅で、道を訊かれた。
ミ・ハポネス!ノ・エンティエンド・エスパニョルとか何とかメチャクチャ言って振り切った。
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