BLOG「プランタンのクラシック・ピアノ挑戦」

大人になって再開したピアノ、こんなに「はまる」とは・・・

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30年振りにタクトを振った(その4)

いよいよ本番間近。

舞台のそでで、うろうろしていたら、事務局の後輩が声をかけてくれて直前の打ち合わせ

暗いうちから、メンバーと一緒に指揮台にあがっていてください。
この後、定演を始める旨のアナウンスがあります。
アナウンス後、照明が明るくなったら、すぐ演奏を始めてください。
演奏が終わったら、先輩の紹介のアナウンスをしますので、その後退場です。

「はいはい」

もう面倒くさいから、明るくなったら演奏を始めるってことだけ頭に入れて待つこと数分。
N先生から、学校関係者を紹介してもらって歓談するうちに気が付いたら、メンバーのほとんどはすでに舞台へ。
あわてて舞台へ歩き出す。

どうせ暗いからわからんだろうってたかをくくっていたら、指揮者の姿を見て会場から拍手が・・・
す、すみません。N先生じゃないんですよ(笑)。

指揮台にあがり、待つことしばし、照明がつきました。
さあ、定演のはじまり。
指揮棒をあげ、振りだします。
無難な出だし・・・と思いきや、3、4小節目でとんでもない異変が。

「これから第22回、I高校の定期演奏会を・・・」

って、こらぁ。順番違うやん。しかも演奏が始まってんのわかってて何でそこでアナウンス始めるかなぁ。

とっさに、演奏をやめさせた。

ど、どうしようと思案してたら、会場からほほえましい笑いが沸き起こり、舞台のみんなもニコニコ。
わっはっはっ 一応、笑いはとったということにしておきましょう。
アナウンスが終わったところで、気をとりなおして、もう一度最初から。

ここで、問題です。
「本番での指揮者の特典は?」

答えは「客席に背を向けているから緊張しない」ことです。
(じゃ、サントリーホールみたいなところだったらどうなるのか?・・・やったことないから知りません。)

日本のトップクラスの吹奏楽団を一介のサラリーマンが指揮させていただくなんて、ひたすら終わらないでくれぇと願いつつ、スコアに目を落とすこともなく、前奏の6小節、一番の20小節、2番、もうあっという間に終わり。最後は思い入れたっぷりにRit.をかけて、最終音を締めくくります。

振りむくと同時にメンバーも起立、お辞儀してアナウンスを待ちますが、なかなか紹介アナウンスが聞こえない。
ちょっと間が持てず困惑しましたが、ようやくアナウンスが聞こえ、紹介に対するお礼もこめて再度お辞儀をして退場。

アナウンスとの間に終始翻弄(?)された他は、無難に終わりました。

後はN先生にタクトをお返しし、素人はそそくさと消えるのみ。
ほっとして、Tくんの案内で、招待席まで誘導してもらいます。
まわりには母親(父親は昨晩飲みすぎで二日酔いのため欠席。情けなや)、同窓会の会長さん、前に書いた僕と同期の部長のHくん、二つ下の指揮者のKくん。

皆で演奏を楽しみました。
改めて見ると、N先生の指揮は昔と変わりません。
本当にかっこいい。

実は演奏中のOBの皆さんの中には、前にも書いた音楽の教師になった方々以外にも、我が国のバストロンボーンの第一人者でN響団員のKくんを始め、何とプロのミュージシャンが数名。プログラムにはこれらプロの方を中心としたソロも含め、多彩なものでした。

普通だったら、これで連載は終わるのですが、思いもかけないサプライズ、大クライマックスがあったので、後2、3回ほどおつきあいください。(続)
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