BLOG「プランタンのクラシック・ピアノ挑戦」

大人になって再開したピアノ、こんなに「はまる」とは・・・

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いよいよ9年目

勇気を奮って渋谷の○マハに申し込んでピアノレッスンを開始してから、なんだかんだと今月でまる8年が経過。来月から9年目に入ります。

この間、師匠が4人。取組曲、録音曲は数知れず。(人前発表はあまりなし)

飽きっぽい性格なのに、よく続いたものだと思います。

毎年恒例で、本宅サイトに「8年目のふりかえり」と「9年目の計画」を掲載しました。

この一年は前師匠のレッスン閉鎖とその後の放浪、そしてようやく今の師匠につくまで、右往左往しました。
またレッスン内容も8年かけて徐々に取組曲の難易度を上げてきたのに、新師匠の下では、一挙に後退して、それはそれは退屈なドリル、指の練習、腕の練習、曲を弾いても最後まで弾かせてくれず、2,3小節単位での片手ゆっくり練習。

あ、でも愚痴じゃないですよ。自分から相談をもちかけてこうなったので。

というわけで、8年目は当初計画と比較しようにもほとんど御破算状態だし、9年目はどういうことになるのか自分でもわからず状態。あまりわくわくするような計画が作れません。

そのせいでしょうか?ピアノに向かうよりもデスクワークが増えて変態チックなベートーヴェンピアノソナタのアナリーゼをやりだすわ、わけのわからん論文は書きだすわで、随分遠回りしているような気がします。

例の論文、8周年記念というわけではありませんが、一応書き終えて、師匠と作曲家のMさんに感想をうかがっているところ。師匠のご両親の意見が一番気になっていたりして・・・

それと早速Mさんから第一報。論文内容そのものではなく、その延長線上?の話題でバルトークとフィボナッチ数の関係について情報をいただく。そ、そんなの知らなかった。また論文書きたくなっちゃうじゃないですかっ!

で早速ざっと調べてみました。

感想は・・・

確かにバルトークが何であんな破滅的ながらも魅力的な音の組み合わせを繰り出せるのか、単なる思いつきではないとしたら、どういう原理に基づいているのか不思議だったのが、ちょっとわかったような。だって13度(フィボナッチ数列の7番目)とか平気で出てくるからね。バルトークが従来の規律に代わる何かを求めてこれを用いたということかも。でもバルトークの全てをこれで片付けるのは如何なものか?とも思う。それにやっぱり黄金分割は図形上の話だから美しいのであって、音で表したからってそれがどうなんだろう・・・

とまぁ、考え出したらきりがない状態に。Mさん大変興味深い話題をありがとうございました。ただこれを知ったからと言って「ルーマニアのクリスマスの歌」が格段にうまく弾けるようになる・・・わけはないのが残念です。

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大きく後退の危機

先日のレッスンで「11月からベートーヴェンですよね。でも一番じゃなくて、、、え~と」

(5番までならアナリーゼ終わってるし、何番だろう)

「あの簡単なやつあるでしょう?何番だったかしら」

これってすごい悪い予感。

「ひょっとしてこれですか?」
とうろおぼえで25番の出だしを弾くと、
「じゃなくて、もっと簡単なやつ」

ひぃ~、もうあれとあれしかない。
「じゃ、これ?」
と20番を弾く。

「あ、それそれ。基本パターンをおさえられるかなぁと思って」

(もう泣きそう。)

「あれ、でも弾けるってことはやったってことですね?」

「先生。だってこれソナチネに入ってるでしょう?習いたての1年か2年目でやってますよ。」

お互い非常に残念な気持ちを胸にしつつ、結論は「ま、今ここで決めなくともいいでしょう。」と先伸ばし。

ついでにこれの二楽章とかデュセックとか適当弾きでソナチネ談義。ソナチネ、楽しかったなぁ。楽しいことってやっぱり覚えてるもんだよなぁ。

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レポートその後

師匠のもう一つの課題、レポートの件はどうなったか・・・

何となくイメージが出てきたので、序章と第一章をざっと書いて師匠にお見せしたら「ああ、もう数字が出てくるだけでだめなのよね私。」

ありゃ、イメージが違ったか。といろいろお話したら、「数学好きはお勉強好きだからがまん強くて、だからピアノをちゃんと練習してくる」とかそういうことも含めた素朴な疑問だそう。

だいぶ方向感や攻めるレイヤーが違うということがわかりましたが、もう妄想満載になっているので、今更軌道修正は難しいと思われます。ということで方向転換はせずこのまま書ききることにしました。

一連の話題で、たびたび登場する作曲家のMさんは、このレポート絶対興味を示すはずですよって師匠は太鼓判。後で相談してみようかな。

後日、師匠のお母さまから「レポート楽しみにしてますよ」って、ホントこのご家族何でもオープンなんだから・・・

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我流アナリーゼ その後

ベートーヴェンピアノソナタの我流アナリーゼ、なんだかんだと4番まで完了。
そろそろ飽きてきつつあるが、せめて初期の傑作「悲愴」までは続けてみようかとも思う。

先日師匠と話していて気付かされたことがあり、ちょっとだけ書き方を変えたらだいぶ見通しがよくなった。

さらなる疑問は、楽器店で和声学の本をパラパラ見ていて解消。
まさに我流であったことに気づかされたが、これを始めた目的から考えると、厳密に和声学に則る必要がない、というかそこまで苦労したくはない。・・・ということにして(笑)書き方は変えないことにした。だってこの方が簡単だし、わかりやすいんだもん。たぶん初期だから通用する書き方ではないかとも思う。後期のフーガあたりになったら大変なことになりそう。

4番までの全楽章、明確なイメージをもって頭の中で鳴り響いています。これで弾けた気がしてしまうんだから、怖いもの。

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コンサートレポート

「逃げ出したい」なんて、不埒というよりむしろ卑怯な願いを、八百万の中で、いったいぜんたいどんな天邪鬼な神様が叶えてくれたのか???

本日例のコンサートに行ってまいりました。
会場で渡されたプログラムをペラペラめくってみると、ひらひらと一枚の紙がはさまっていて、曰く「本日の公演に出演を予定しておりましたレオニダス・カヴァコス氏は、健康上の理由により来日が不可能になりました。」

気が抜けると同時に、やっぱり残念だっ!と思う。
そういうところが天邪鬼の神様に好かれたんじゃないかとも思う(笑)。

で、本日急きょ白羽の矢が立った肝心の代役は、竹澤恭子さん。

いやいや、どうしてどうしてよかったですよ。
かなり力強く、線の太い音を出すヴァイオリニストです。
僕は大昔、オイストラフが気に入っていたので、こういうの好き!
周りはアイザックスターンが好いって奴ら多くってオイストラフは少数派でした。

「カヴァコスは音が弱いらしいんだけど、そこが良いって父が言ってるんです」と師匠が言っていたので、たぶん対照的なタイプなんじゃないでしょうか?

これだけ情熱的なシベリウスのVコンは初めて聴きました。
というよりシベリウスに限らず、生でVコン聴くの初めてなんですが。(恥)
ブロムシュテットも終わってすぐガッツポーズ!(あの実直そのもののおじいさんがそんなことしていいの?)

もう一曲がドヴォルザークの新世界。
貴重なチケットをいただきながら、こう書くのも憚れますが、正直に打ち明けてしまえば、あえて聴きに行こうという気がおきる類の曲ではありません。

が、しかし演奏が始まって、僕は泣きました。
もう号泣です。全楽章ず~っと。

小学校の頃、高嶺の花だったLPレコードに初めて1000円シリーズというのが出て、おねだりして買ってもらった数枚。その中の一番のお気に入りがこの曲でした。もう何十年も忘れていたのに、第一楽章の調べを耳にしたとたん、全ての情景・体験・感情が蘇ります。そう、あれはバルビローリのハレ管。解説は大木正興氏。夢中になって何度も何度も聴いて、音楽の時間にレポートまで書いたっけ。

そうは言ってもたかが子供の鑑賞。今それなりに(って大したことないんですが)学んだ後、聴いてみると様々な発見があります。やっぱりこの曲はアメリカの黒人霊歌を素材にしたというよりは、どう考えてもチェコの曲です。今取組んでいるバルトークにもつながる和声の展開、なるほど、そういうことかと大いに参考にさせていただきました。東欧万歳!(意味不明)

と冷静な頭の部分が活動すると同時に、情緒を司る部分も活発化し、もうだめです。
何が起こったのかを大ざっぱに言うと、ユーミンの「ちいさい頃は、神様がいて・・・」って曲があるでしょ?
あれの類の感傷が猛烈に心を襲ったってことなんだと思います。

地味なイメージのブロムシュテットが、まるで少年のような夢中さでノリノリの指揮を見せたことも大きく影響しているんでしょう。第三楽章の民族色豊かな柔らかい音を、さっと切り替えて第四楽章のキリッとした出だしを作り上げるあたり、さすがです。ブロムシュテットは絶対新世界が大好きに違いないっと確信させる名演でした。聴衆の反応がそれを物語っています。というよりオケメンバーも何かを強く感じとったに違いないと思わせる面白い一幕が。演奏後、拍手で指揮者がステージに呼び戻されるじゃないですか?でその都度ブロムシュテットがオケメンバーを立たせるわけですが、ある時オケの人たちがその指示に従わず、一瞬ぎょっとするブロムシュテット。気がつけばメンバーみんながブロムシュテットに拍手を送るという珍事。

目の前で起きていることに、小さい頃の記憶も重ね合わさり、あんなに好きなことに一生懸命集中できて、そうとも知らずにそれを支えてくれる大事な人たちがいるってことを改めて感慨深く思う迂闊なおっさんでした。

それから直近の記事にいくつか拍手コメントをいただきまして、ありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。

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重た~い課題(しかも2つ)

重た~い課題(しかも2つ)

先日師匠から重た~い課題を2つも課せられました。(文字としては「科せられた」に近いかも)

(課題その1)コンサートレポート
前回同様、某N響(ってばればれ)OBであるお父様に割り当てられる同響コンサートチケットをいただきました。
何でも今お父様ご自身のマイブームである大好きなヴァイオリニスト、カヴァコスがシベリウスのVコンをやるらしい。指揮はブロムシュテット!(渋っ)

当日は、お父様のヴァイオリン教室と娘である我が師匠のピアノ教室合同のちびっこのみを対象とした発表会にぶつかってしまってお鉢が回ってきたという次第。お父様は、発表会そっちのけでコンサート絶対行くって言い張っていたらしい(ただの駄々っ子?しかも例の「目が笑ってない」表情で?)が、さすがにそれはないでしょって周りから説得されて、それならば誰かにということでお声がかかりました。

コンサートの感想を聞きたいって父が言ってましたよって・・・

はぅぅ、嬉しいけど、ものすごいプレッシャーを感じます。
コンサート聴くだけ聴いてとんずらしたい気分。

(課題その2)音楽と数学
例の我流アナリーゼの話題の関連からか、突然「理系でしたっけ」と師匠に聞かれました。
いやいやそうではありませんが、文系の割には数学は好きで、仕事も実は理系領域かなり入ってます。
師匠のちびっこ生徒たち、ピアノで光るものをもっている子供は必ず数学が好きだし、成績も優秀なんだそうで、これは間違いなく相関関係があると確信しているとのこと。でも「感覚としてはわかるんだけど、じゃ何で音楽と数学が密接につながっているのか自分で言語化できないんですよねぇ」と半ば独り言の師匠。

「へぇ、面白そうなテーマですね」と無意識に返した途端、

「え、やっぱりそうですかっ!代わりに整理してもらえるんですね?やったぁ!アウトソースだぁ!」っていきなりの無茶ぶり。(→注:ときどき、このような不思議ちゃんモードに入ることあり)

とっさに頭の中に浮かんだアイディアは

(1)テーマは「音楽と数学との関係性についての一考察」 はぁぁ我ながら月並み&芸がない
(2)といいつつ、前書きでは「我が師匠の発案に触発されて書いたものであるが、考察といっても学術的な知識を背景とした論考ではなく、エッセイ的な位置づけとして整理したものである。」という一文は必要だということ→言い訳モード。
(3)内容は・・・これから考えます。

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次の獲物

「まだまだ曲を曲として弾いてはいけない」という教えを破り、「コンサート開催はお友だちとの約束だから」と無理やりお願いしたバルトーク、そして「これは連弾だからいいですよね」とこれまた強引にお願いしたチャイコフスキー。

バルトークは、
・難しい曲はご法度
・一方であまりに簡単なものはコンサートに耐えられない
という難しい条件に加え
・コンサートのテーマにも合致させるという
基準も含め、離れ業で選んだ最高傑作(自称&もちろん演奏がではなく選曲がです。師匠も「この曲は知らなかったけど凄く良い。とても深い。隠れた名曲を見つけてきてくれてありがとう」とのコメント)。現時点で全20曲中、まだ一回も見てもらっていないものが5つもある!

ただ、これらの曲たちは11月6日の本番で泣いても笑っても終了。

その後は、また強引に理由をつけて曲を持ち出さない限り、機械的なドリルだけになってしまうんだろうかと恐れていました。

そんなわけでこれまでのレッスンの経緯を踏まえた技術レベルで、これどうかな?と熟考の末に思い定めたものがあり、どう切り出そうか悩んでいたところ先日のレッスンで何と師匠の方から次の曲どうしましょうか?と持ちかけられました。

耳を疑うと同時にあんまり嬉しくて、実は「次の曲どうしま」あたりで遮ってしまって思わず叫んだ一言、「ベトベン一番!」

一瞬たじろいだ師匠、0.5秒後には立ち直ると共に考えを整理して結論。

「それちょうどいいですね!すばらしい!」

この後なぜいいと思ったのかの議論が始まり師匠も楽譜を取りだし、「あ、僕は違う版だけどいいですか」「あら、シュナーベル?いいじゃない」とレッスンそっちのけ状態。「これなんか、まさに今やっている左手の手首の脱力ができてないと弾けないから練習素材としてはちょうどいいですよ」と第四楽章の伴奏を眺める。

お、全楽章やらせる気だ!と気を引きしめる僕。

話題ついでに我流アナリーゼをやっていることを白状して、その場でスマホにダウンロードして恐る恐るお見せしました。

ここで師匠の反応をいろいろ想像したのですがいずれでもなく、意外な一言。

「うらやましい!こういうのやりたーい!!どーやったの、どーやったの?」

自尊心を大いにくすぐられ、あれこれ説明しつつも僕の正直な感想は「ここにも変態がいたか、、、(-.-)」でした(ごめんなさい)。

このアナリーゼ、実はコツコツと継続して第三番最終楽章までこっそり本宅サイトにアップしてます。

ついでに和声の表記方法をいくつかご質問したところ一点大事なヒントをいただき、第四番から少し書き方を変えます。後の質問は、そういうことはお付き合いされている作曲家のMさんがご専門だからそちらにきいてはどうかと、うまくかわされてしまいました。

ということでMさん、次回お会いしたときに是非!

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