BLOG「プランタンのクラシック・ピアノ挑戦」

大人になって再開したピアノ、こんなに「はまる」とは・・・

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レッスン記(2月16日) そっちのけリコーダー話

・ラフマニノフ プレリュード Op.23-4 (レッスン四回目)

前々回レッスンまでの一週間、進んだのはたった8小節。
前回レッスンまでの一週間は・・・7小節(泣)。
今回レッスンまでの一週間は・・・8小節(号泣)。

取組んで6週間経過し、ようやく4ページ中3ページが終わったところ。
1ページに2週間もかけている計算になります。

このペースだと仕上がるまでに後2、3週間かかってしまう。

先週ロックオンされた7小節は、かなり流れがよくなりました。
その前のところは、
・ペダルの上げ方が不十分で大事なテーマの音が濁ってしまう部分
・クレッシェンドの山で出てくるアルペジオと途上にあるアルペジオの違い、特に左手のベース音の響かせ方、タイミング
などをピンポイントで指摘された他は、先生も全般的に満足のご様子。

それはよいとして、今日の課題はまさにこの一週間やってきたところの8小節。
全く手につかず、アルペジオがあちこちで破綻します。
テーマもあちこちでミスタッチの連続。

特に次の9小節目の第一音がものすごいアルペジオ。広げた片手の幅が30cm(笑)ないとまともに弾けません。(お前の手は巨大団扇かっての)

左手が
Fis→(一オクターブ上の)Fis→(5度上の)Cis

同時に右手が
Cis→(4度上の)Fis→A→Cis→(6度上の)A

左指は5→2→1?もしくは5→1→2
右指は1→2→3→4→5?もしくは1→4→1→2→5

「先生、どっちがいいんですか?」

先生とああでもない、こうでもないと議論した結果は、

左指5→1→3
右指2→5→1→2→5

に決定。ただし指が決定したからといって、すぐ弾けるようになるわけ・・・はない。
左右同時ですから・・・無理・・・絶対無理(また出たっ次男キャラ!)

しばらくは、ここで足踏み状態になりそうです。次の一週間は直近の8小節のおさらい+この1小節でおしまいになりそう。(ってか、これでさえ終わらなさそうな気配)

PS
あまりに愚痴り気味内容なので、口直しに別なお話しを。
先日は、愚息(次男)の音楽発表会でした。
都内の仲の良い小学校が10校くらい集まって、行うものらしいです。

合唱が一曲、それからリコーダー合奏が一曲。
リコーダーは、日ごろの音楽の授業で一曲ずつリコーダー演奏をクリアしていく課題があって、これが進んでいる生徒の順に好きなパートを選べるということで、一番人気はバスリコーダー、二番人気は、ソプラノで数小節のソロ演奏・・・・と続くわけですが、何?小学生の分際でバスリコーダーを?ずるい、パパに吹かせろ!

結局、愚息は12台あるバスリコーダー組に滑り込みで入れたので父親が喜んだのなんのって(この喜びは決して息子のためにではありません)。
ただし、このバスリコーダーもさらに二種類あって、プラスチック製のものと、木製のものに分かれます。前者は単にアルトリコーダーの倍の長さで吹き口がちょっと折れ曲がっている以外は通常のリコーダーと変わらず。

「何、そんなちんけなものが最近あるのか?それはパパが知っているバスリコーダーなんかじゃないぞ、ホントは木製で、バスーンみたいに吹き口のパイプが延びていて、かっこいいんだぞ」と説明してたら、これが後者の木製のもの。しかも運指はバロック式(憧)。

どんな経緯で組み分けされたのはわかりませんが、結論から言うと、彼はこちらの本格的な木製の方をゲット、我が家に持ち帰ってきました。(父親はもう涎だらだらです。)息子そっちのけにして吹いた吹いた。いやぁ、実は僕リコーダーフェチ(笑)だったんですよ、中学生の時。ソプラノもアルトも学校指定のがいやで、木製でバロック式のものを買ってもらって、よく吹いてました。ラフォーリアのテーマとかいろいろ。ソプラニーノも持ってましたが、さすがにバスはねぇ。そもそも日本にそんなものあるのかって感じだったですけど。

「はやく僕に吹かせてよ」と次男。「いや、まだだめだ。管が暖まらないと良い音が出ないんだ」とか何とか言いながら独り占め。(笑)でようやく次男で手渡す。こういうイライラ作戦て結構効くんですよね。その後次男は珍しく集中して自分のパートを完璧なものとしたのは言うまでもありません。

で、当人の本番はどうだったのか?
僕には興味なし。平日だったし。自分が吹けたというだけで満足。(何て親だ)

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シューマン話 パート3

「音階やその他の運指法は、もちろん熱心に練習しなければならない。しかし、世の中にはそれで万事が解決すると思って、大きくなるまで、毎日何時間も、機械的な練習をしている人が多い。けれどもそれはちょうどABCをできるだけ早くいえるようになろうと思って、毎日苦労しているようなものだ。時間をもっと有効に使わなければいけない。」

うぅ~ん。これはわかりますが、そんな無駄な練習ができるほどの時間があったらどんなに嬉しいことか。この言葉は、そんなにテクニックの練習をしなくともよいともとれるのですが、そうじゃぁないですよね。最初の一文。「もちろん熱心に練習しなければならない。」・・・そんな時間ない。(ボソ)

「拍子を守ってひくように。多くの名人の演奏をきいていると、酔っぱらいが歩いているようだ。そんなものを手本にしないように。」

これは、いつも心がけていること。テンポ感大事ですから。自分の演奏で、これがひどいと「悪酔いしそう」と自称していますが、シューマンの「酔っ払い」発言に納得。

「ぽつんぽつんと気のないひき方をしないように。いつもいきいきとひき、曲を中途でやめないこと。」

これは意図的な部分練習をしてはいけないという意味ではないと思いますが、通しで弾こうと思って弾き始めても気になるところで止まってしまうということはよくあります。本番ではそんなことあり得ないので、このアドバイス「なるほど」です。

「ずるずる曳きずるのと、無闇にいそぐのとは、同じくらい大きな間違いだ。」

いつもこの狭間で苦しんでます。その中間ができない(笑)。とろいと思って速くすれば慌てる、慌てないようにと思えば今度はのろく。

「やさしい曲を上手に、きれいに、ひくように努力すること。その方が、むずかしいものを平凡にひくよりましだ。」

たとえばギロックあたりがそうです。ものすごく楽しかったし練習になったという充実感がありました。表現力、大事だと思います。

「いつも正しく調律された楽器を扱うこと。」

文句なし。ウチは絶対大丈夫。このアドバイスだけは胸を張って堂々としていられます。デジピだから。

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レッスン記(2月9日)

・ハノン57番、オクターブによる分散アルペジオ

・・・はとりやめにしました。
テクニック系の練習方法は、一旦クリアして、アプローチ自体を考え直します。
折角のハノン、もうちょっとで終わるのに・・・という気持ちもありますが、コンプリート自体に、大した意義あるわけでもなし。先生にも「しばらくラフマ一本でいきます」宣言を致しました。

・ラフマニノフ プレリュード Op.23-4 (レッスン三回目)

前回レッスンまでの一週間、進んだのはたった8小節。
今回レッスンまでの一週間は・・・7小節(泣)。

もう取組んで5週間も経つのに、4ページ中3ページも終われていない。

ビートルズの大昔のヒット曲に"Eight days a week"というのがあったはずですが、これは一週間に8日も愛しているといった類のくだらない内容。(ビートルズはやっぱり後期に限るな。)
それはそれとして、Eight bars a weekじゃ洒落にもなりません。

とは言え、今回進んだ7小節の中に、この曲最大の盛り上げどころが含まれていて大変です。
今日は、仕事が早めに切りあがったので久しぶりにレッスン前に1時間もスタジオ・レンタルしてアコピ体験。で、この1時間、延々とこの7小節を弾いた、弾いた。もう体中ロシア。今体を切ったら出てくるのは血ではなく、ボルシチスープではなかろうか。(笑)

時間が来て、足取りもふらふらと、朦朧とした状態でレッスン室に入り、弾き始めました。
弾けるところまで弾いて、先生の指示を待つと、「じゃ、今日はここ集中的にやりましょう!」って、この7小節にロックオン!(あぁ、眩暈が・・・)

どこを頂上にもっていくか?ここでしょっ!え
クレッシェンドの最後の8分音符(つまり裏拍)がおろそかにならないようにっ!げっそり
右手だけじゃなくて、左手も歌って!左手のピークは右手のピークと違って、こっち!絵文字名を入力してください

ああ、脳みそが溶けていく・・・

ところで、先生、今日僕の左手ちょっと違うでしょう。左手の内側の○○を×××のようにイメージして、○○をちょっと高めに保って○○の××で××気味に弾くようにしたらね、安定度が全然違うんですよ。弱音の時に、加減しすぎてかえって指がぐにゃぐにゃになって音がかすれてしまうという長年の悪いくせも回避できそうだし、なによりここのスタジオの柔らかな音を出すピアノでも、強調したい音がクリアに立ち上がるようになったでしょ?
これはこの前のブラインドデートの体験レッスンでの脱力のお話しを受けて、あれこれ自分の中で咀嚼して試行錯誤した結果です。しかも左手にものすごく意識がいくので、大事な音をきっちりとらえていることがわかります。N先生に感謝!以上ここまで、単なる自己満足。で現実に戻ると・・・

「ここソフトペダル踏んだらどうですか?」

あいやぁ~っ!先生、だから左手にようやく神経がいきわたるようになってきたって話をしようと思ったのに、全く意識の外にある左足まで使えってことですか?それは無理。絶対無理。→愚息キャラ再登場。(1月26日レッスン記を参照)

しかし、今日は中身が濃かった。もう何していいかわからなくなるほど頭がいっぱいになるレッスンって久しぶりです。最初の先生の頃、よくこういう状態になってました。ソナチネで力を抜いてと言われれば言われるほど力む、インヴェンションで、慌てないでと言われれば言われるほど突っ走る。頭が飽和状態になるのって大変ですが、嫌いじゃないです。今頭かち割ったら出てくるのは脳みそではなくピロシキの具のひき肉ではなかろうか・・・

では、ダスビダーニャ!

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シューマン話 パート2

以前、何かの記事のついでにシューマンの座右銘について紹介しましたが、本日はその続編。

「一番大切なことは、耳(聴音)をつくること。小さいときから、調性や音がわかるよう努力すること。鐘、窓ガラス、・・・何でもよい、どんな音符に当たる音をだしているか、しらべてみること。」

こういう話題が出ると、大体逃げ腰になるもんですが、元気付けられるのは「努力すること」という動詞。つまり最初から備わっていたり、いなかったりするのではなく、身につけるものという前提になっているところ。

昔、絶対音感がなくて、必ず半音下がっちゃうということを書いたことがありましたが、最近、頭の中で鳴っているドはだいたい実際のドと合っている事が多くなりました。

この間家族でテレビをみていたら、あちこちのカエルの鳴き声を録音して「カエルの歌」を合成して作るという実にお気楽な番組をやってましたが、そのときも、お、このカエルはミ、こっちはドとか適当に言ったら、結構あたって家族をびっくりさせました。びっくりされた途端動揺してその後ははずしまくりましたが・・・(ま、そんなもんです。)

もっとも本当に絶対音階をもっている人は、ありとあらゆる音が音符に見えて気持ち悪くなるそうですから、そんなレベルから見れば、おたまじゃくしに0.5mほどの足が生えた程度でしょう。でも努力するという言葉がいいですね。特にとりたてて特別な訓練してるわけじゃないですけれども、いつも意識していれば感覚が目覚めてくるということを信じたいと思います。

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レッスン記(2月2日)

・ハノン57番、オクターブによる分散アルペジオ

相変わらず弾けず。(泣)
ちょっとだけ打鍵ミス率は減ったような気はします。
お情けで、C durとa mollのみOK。
テンポ指定40~となっているが、自宅であらためて自分の弾けるスピードを計ったら・・・35だった。

・ラフマニノフ プレリュード Op.23-4 (レッスン二回目)

前回から一週間経過。この間、進んだのはたった8小節。
この曲で一番盛り上がるところまでは到達できずに、その手前の部分。
息の長いクレッシェンドの中に、漣のように寄せては返す小さいクレッシェンドとデクレッシェンド。

「そこでのメロディが六度下がる時に、とたんにメロディが聴こえなくなるので注意せよ」とのアドバイス。

ちょうど、そこは小さなデクレッシェンドと重なるので、聴こえるようにしつつ、抑揚ももたせようと思うと大変なんですよ。と反論言い訳。

「しかも、六度下がる前は、六度のハーモニーですが、これが下がった後は三度になってハーモニーの幅が狭くなるのでなおさらメロディの線がわからなくなります」と、急所連打、ダメ押しのアドバイス。(自分の言い訳が何と空々しく響くことか)

ちょっとこの曲、悩んでるんですよね。
単なる激情ものとして単線的に捉えるのは面白くないし。どう解釈するか。

第一段階:まず解釈する。
第二段階:その解釈をどう表現するかのゴールを考える。
第三段階:そのゴールをどのようなテクニックで実現するかを考える。

の第一段階です。ここで苦悶してます。

あくまでロシアものとしてとらえるか、その場合、賛歌なのか望郷なのか漂泊なのか。
いやいや、ロシアという概念を一旦忘れてもっとユニバーサルな位置づけでとらえるか。
はたまた全く逆に私小説的にとらえるか。

素朴なままの空間を絵画的に感じさせるか、もっと屈折した何かを心象として盛り込むか。

ま、そんなこと悩んだって第三段階に行けば、代わり映えしないへたくそ演奏になるわけですが・・・
一応こだわってみる。

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ブラインドデート

ブラインドデートの首尾は大成功!
いきなり先方のおうちにあがりこんで・・・

と書くのも恥ずかしい。というか失礼極まりないお話。

実は、お友達のつてで、さるピアノの先生を紹介してもらい、相談半分体験レッスン半分という趣旨で一時間という貴重なお時間をいただいたのでした。

オフィスから一時間弱、めったに乗らない私鉄でめったに下りない駅で、商店街を通り過ぎ、住宅街の中を地図を見ながらお宅の玄関までたどりつく。これだけでも、新鮮な体験です。

清潔感あふれるあったかいお部屋には、グランドピアノが一台とデジピが一台。最初は、これまでの取組とか、今の状況とかをいろいろ相談、というかほとんど愚痴話をがまん強くきいていただきました。要点は

①今のレッスンは、先生はとてもいい先生で大変満足しているものの、30分はいかにも短く不完全燃焼気味。

②時間制約もあり、自宅にあるのはデジピ

③テクニック面や体の使い方といった観点からのレッスンに興味あり。そろそろ速いパッセージの曲なんかを弾いてみたいので・・・

①については、そうですよね、たった30分じゃねと同情(するしかないか)。
②については、え~っと腰を抜かさんばかりにびっくりされてました。そんなんでピアノやってますって言えるのか?とまで言いたげな勢い。
③については、じゃちょっと見てみましょう。

ということで、ハノンの一番のパッセージを弾いてみてください。ということになり、

手をピアノに恐る恐る近づけると

「あら、いい骨格してますねぇ。うらやましいです。」

と言われ、そんなこと言われたこともないのでドギマギ。

で、弾き始めるや否や・・・

「力がはいりまくってます。そんな弾き方しているうちには速弾きは絶対しないでください。絶対指こわしますよ。」と厳しいアドバイス。ひぃ~っ。

所詮は、自宅デジピ組、なんだかんだ言っても、こんな程度か・・・

で、しばらく脱力という観点で、いろいろご指導。僕の方は、もうへこみまくって、気もそぞろ。これまでの5年間は何だったんだと落ち込みつつ。しばし脱力がいかに大事かということを懇々と諭され、ますます小さくなる僕。

ご指導が一段落したところで、何か一曲をと考え、(何かもくそもありません。今練習している唯一の)ラフマを覚えている半分まで弾いてみました。もう脱力の話で頭一杯ですから、弾くのも恐る恐る。んなもんで音がかすれたり、それを調整しようと思うと逆にガツンと入ったり、ひどいもんでした。

先生のコメントは・・・?

笑いながら「あら、すごい綺麗に弾けるんですね。さっきと別人みたい。」と、先生の表情も明るくなったような、安心されたような。

で、左手の伴奏の流れ、フォルテの処理といった、適確なアドバイスが続いた後、いきなり「連弾もいい練習になるんですよ。」と本棚から楽譜を取り出されて・・・

「じゃ、これやりましょう。ベートーヴェンの交響曲7番第一楽章。はい、じゃそっち座って。プリモね。」
いきなりほとんどインテンポで連弾開始。さすがに両手ではついていけず、途中から右手のみ、それでも途中でギブアップ。
「じゃ、これは?」と間髪を入れずにアイネ・クライネ・ナハト・ムジークの第一楽章。こっちは少し弾きやすく、片手になったり、気を取り直して途中からがんばって左手を時折入れてみたりして、一応最後まで弾いた。(というより弾かされた。)
「じゃ、これは?」とベートーヴェンの交響曲5番第一楽章。

最初のお話の中で、僕は楽譜読むのは好きですと豪語した割にはひどいもんでしたが、それより何より、弾きなおしたり、よたったりしても、先生はちゃんとセコを弾きながらあわせてくれるんですよね、僕が何を言わなくとも。あえて言うならお釈迦様の掌で強がっている孫悟空のような気分でしょうか。

で気がついたら一時間を15分も超過。初対面&体験レッスンとは思えないほど充実した時間をすごす事が出来て、お礼を申し上げるうちに、いろいろな作曲家の話とか楽譜の話とか、発表会の話とか、またまた話が盛り上がり、あ、だめだ、止まらない。自制心がなかったら、きっと明け方まで話し続けてしまう自信あり。

ごめんなさい、こういうの迷惑な珍客って言うんですよね、常識的には。

さて、満足しきった帰路、悩ましいのは・・・

・今までのレッスンと同時並行でいくか、こちらに切り替えるか?
・同時並行でいくとしても、そもそも時間的に可能かどうか?
・それより何より見てもらえるべき曲が用意できるのか?

ということで、このあたりの見極めをつけてから結論を出すことにしました。
N先生、ありがとうございました。

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