BLOG「プランタンのクラシック・ピアノ挑戦」

大人になって再開したピアノ、こんなに「はまる」とは・・・

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今年のおばか三題

はぁ、今年もあっという間に終わる。
今年のビジネスも、相変わらずの珍道中、どたばたコメディであった。
何とまぁ楽しき(哀しき)わがチーム!

今日は、爆笑もの三題を紹介。(泣いて笑ってやってください)
ただし、面が割れるといけないので、事実を若干デフォルメしてます。

1.法律論争
法律上の考察が必要な仕事があった。特定の犯罪類型についての発生パターンを整理する中で、ある役回りを演じるグループをとりあえず「善意の第三者」と名付けたのだが、若干ニュアンスが異なるので、チームメンバーに他に適当な法律用語がないかどうかを問うた。

ベストアンサーは?

「善意というのは、法律上は単に『いい人』という意味ではないので、これでいいと思います。」

念のための補足→そんなのは分かってるんだって!「えっそうだったんだ!よく調べてくれたね。ありがとう」って言ったら嫌味になるか・・・

2.おたくのレベル
マドリッドのトレド美術館のおみやげ、大好きなダリの絵が描いてあるマジックキューブを机の上においてときどき眺めています。

と、ある部下が、僕の背後に忍び寄り、

「おっ!かっこいいっすね。スターウォーズですか?」

・・・・・・・・・・う、う~ん。僕スターウォーズ嫌い。ガンダムでもない。世代的にはむしろ初期のマジンガーZ。だが、そういう問題ではなく、なぜこの絵がスターウォーズに見えるのかが未だに謎。

3.ITリテラシー(一日のドキュメント調で)

7:30 ある部下が作成したパワポ資料をレビューした。相変わらずの「素晴らしい」出来だったので、即、却下しダメだしのメールを返した。ただ単にダメだしをするのも可哀想と思い、どういう観点でまとめたらよいのかを、丁寧に箇条書きにしてパワポの画面の外にコメントを貼り付けてあげた。

9:00 部下が出社

10:30 修正版のパワポが出てきた。この修正版は、僕のコメントを全く反映してないので、僕のコメントを見たのか?って訊いたら、何のことかとポカンとされた。そこで僕の席に来てもらって、PC画面に僕が作成したパワポのコメントを開いて見せて、一つ一つ説明してあげた。

17:30 当の部下が申し訳なさそうに来て、曰く。
「あの、さっき画面で見せてもらったコメントって、どうやったら僕のPCでみれるんですか?」

これはITリテラシーの問題ではない。基本動作の問題である。その証拠に10:30時点で僕が説明してあげたとき、「なるほど、よくわかりましたぁ」っていってたぞ。確かに。

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ロンドン&フランクフルト出張(12月7日~13日)その2

いよいよ本題のフランクフルトオペラ。
ホテルからは歩いて20分くらい。
18:45について、劇場内を見学・・・といってもSHOPもなければ(おみやげ買おうと思ったのに・・・)、これといって特徴もない、単なるコンサートホール、あまりオペラハウスという感慨はありません。前から三番目の席に着くと、おお!確かにど真ん中。指揮者の位置は、もう目の前数メートルです。後ろを振り返れば、壮観な劇場内の座席が・・・

20081211

さて、今か今かと待っていたら、一人の女性が舞台にあがって何かを説明し始めた。ド、ドイツ語じゃわからないじゃないかっ(怒)。説明が終わったら会場から気の抜けたまばらな拍手。要領を得ないまま、ぽかんとしているうちに指揮者が登場して序曲が始まりました。最初ちょっと16分音符がそろわずにノリの悪さが気になりましたが、段々と調子があがってモーツァルトの世界へどんどん惹きこまれます。ただし、ティンパニーのロールがダララララ~というより、何となくドコドコドコって聴こえます。どうしちゃったの?という感じで、これまた気になりましたが、これについては後で解説。

序曲が終わって幕が上がると、びっくりするほどシンプルな舞台。(もちろん下の写真は演奏が終わってからとりました)

20081211(004)

古典芸能として当時そのままの演出で再現するのではなく、現代におきかえて演奏するいわゆる「新解釈もの」オペラってありますよね。物議をかもしたとか、新しい可能性を開いたとかよく評論に出ていますが、個人的にはそういうのを見るのは初めてです。舞台は、こんな感じ。(フランクフルトオペラのサイトから拝借しました。)

operfran

なかなかスタイリッシュでしょ?ストーリーは、他愛もないとも言えるし、スキャンダラスとも言える。もともとあまり演奏されなかったオペラですが、最近とみに注目を浴びてきているとのこと。二組の恋人の男性同士がふとした拍子で、扮装した上でそれぞれの互いの相手を誘惑したら、本当にその気にさせちゃった?もともとは「そんなこと、俺のフィアンセに限ってあり得ない」と信じた上でのいたずらだったのに、と男どもが嘆くこと、嘆くこと、結局女性なんてそんなもの=Cossi fan tutteということで大団円(何が?)を迎えるというストーリー。

そんなこんなで劇が始まりましたが、なぜか舞台の左袖に譜面台と女性の歌い手さんが・・・一体何事かといぶかっていたら、何とドラベラ役の女性が「口パク」、彼女の演技にあわせて、左袖の歌手が歌います。(北京オリンピックかと思いました。)

ははぁ~ん、最初の説明はこれのことかな。歌手の調子が悪いので口パクでやりますとか何とか。

ちょっと残念なことには、歌はもちろんイタリア語、字幕は・・・な、なんとドイツ語。いくらシンプルなストーリーとは言え、おそらくは軽妙な会話(会場からたびたびもれる含み笑いとか爆笑とかがうらやましくもあり)のはずですが、これがわからん。

それは無理としても、当意即妙のかけひき、心理描写、「新解釈もの」にしたために、却ってそういった部分が際立ち、ものすごいスリリングです。しかし、すごいものを作ってくれたもんだ、モーツァルト!

レシタティーボでそこはかと聴こえるのは、チェンバロではなく、明らかにフォルテピアノの音ではないか!初めて生で聴いた。

と息つく暇もなく第一幕が終わり。早速劇場の人に最初の口上のわけを訊くと・・・

現在当オペラではオーケストラのメンバーが賃上げを要求しており、二週間前にストライキを敢行、当日は何とピアノ伴奏のみでオペラをやったと。今日のところは、演奏するが、またいつストライキに入るかわからない・・・てなことを言っていたらしい。じゃ今日はすごくラッキーだったわけだ。でも賃上げ要求わかるぞ。料金2倍にしたって喜んで観に行きますっ!(いくらなんでもこの演出、オーケストラの音、歌い手の力量を考えれば安すぎです)

じゃ、口パクは何だったの?
いや、それはたまにあることで(たまにでも、あってはいけないと思うんだけど)、歌手の喉の調子が悪かっただけなんじゃないのきっと。ということでした。普通は代役が全て入れ替わるもんだと思っていましたが、今日の演出のように演技にかなりのテンポ・技量を要求される内容だと、こういうこともあるんでしょうか??

というわけで、これは休憩時間中に撮影したフォルテピアノ。

20081211(002)

きれいでしょ。思わずオーケストラピットに降りていって、弾いてしまいました。
幻想曲K475とピアノソナタK457ってうわー嘘です。嘘です。ただの妄想。

ついでに気になったティンパニーを見ると、

20081211(003)

きっと、これも古楽器なんでしょうね。ちょっとしょぼい控えめな容姿から察するに。

さて、第二幕も、迸るモーツァルトの魔術にくらくら状態。
フィナーレで鳴り響く、どーってことはないありふれたメロディ、ミーミ、ファーファ、レーレ、ドーの何ときらびやかに聴こえることか。未だに耳について離れず、気がつくとこればっかり口ずさんでます。

それにしても凄かった。原作自体がよいのは当たり前でしょうが、きっと演出の力もあってこその出来。たとえば女性にやりこめられて、男性がモゴモゴと噛んでしまうシーンがあるのですが、このモゴモゴで、苦し紛れに出てきたパッセージが、なぜか「夜の女王」のアリア!蚊の鳴くような情けない声で・・・これがまた爆笑ものです。会話がわからなくとも、これだけは回りにあわせて僕も大声で笑えた。

またこのオペラの凄さは、重唱にあるといっても良さそうです。心理描写が本当に巧みで、重唱でできることすべてのテクニックをモーツァルトはここで実現しているかのようです。

というわけでスリルとスピードに満ちたモダンなモーツァルトを堪能した4時間でした。

こんな話を、今回の出張の交渉先のドイツ人の社長に話したら、ナポリに行った時のナブッコは最高だった、屋外で演奏したんだけど、観に来てたイタリア人の観客が一斉に歌い出して、Just amazingだったと、夢見心地になって、ランチを食べに行った時、彼の運転で乗せてくれたベンツSクラスで、ナブッコを大音量で聴かせてくれて、すっかり意気投合した。

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ロンドン&フランクフルト出張(12月7日~13日)

12月1日にレッスン行って以来、まったくピアノ弾けず状態が続いております。
その後年内はレッスン全てキャンセル(ああ、月謝が・・・)

おそらくピアノに触る事ができるのは、来週末27日以降の予定。

海外出張中も、もちろんピアノはなし。必ず持ち歩いている楽譜も開いて見る事もなくバッグの中のゴミと化す始末。

そんな中、コンサート、リサイタル、オペラの類だけは何とか行ってやろうと画策。
ロンドンのロイヤルオペラはスケジュール合わず。ちょうどロンドンを発つ日の夜にオッフェンバックのホフマン物語が・・・まぁ、これはいいか。で、フランクフルトでは、最終夜にありました、ありました。コシファントゥッテ!フランクフルト・オペラって聞いた事ないけど・・・と思いつつ、事務所のドイツ人に教えてもらってネットで予約。なぜかというとここのウェブサイト、ホームページだけは英語があるのですが、次のページからはなぜかドイツ語。わかんねぇ。で、事業部は違うんだけど、たまたま近くに座っているドイツ人に頼んだわけですが、何と・・・彼にもわからない。なぜ?「こんな、意味不明のサイトを公開しているとはドイツ人として恥ずかしい。ごめんなさい。」だって。個人的には、どのように意味不明になっているのか逆に興味がわいてしまったのですが、あまり好奇心丸出しにすると問い詰めているように思われるのでがまん。

で結局、彼に直接電話してもらって予約。前から3番目のど真ん中。しかも80ユーロ(1万円しない)!なんでこんなに安いの?ロイヤルオペラだと250ポンド(3万7千円くらい)くらいするのに。よほど「それなり」なのだろうかと不安をよぎらせフランクフルトに入りました。

クリスマスシーズンのフランクフルトはちょうどマーケットがたっていて、もの凄い人・人・人。

xmasmrkt

と、気がついたら本題(フランクフルト・オペラ)に行き着く前に随分余計なことを書いてしまいました。
本題は、次回にするとして、今回出張のお食事事情は?と言えば。

おいしかったすよ。ジビエの季節ですから、ロンドンではウサギ、フランクフルトでは鹿を食べてきました。一緒にいった仲間も体重が1kg増えたとこぼしていましたが、ロンドンがこんなにおいしいとは予想外だったと。一緒に食事したイギリス人の女性にあんた何食べてんのって訊かれて「ウサギ!」って嬉しそうに答えたら思いっきり嫌な顔された。隣の女性には「あら、ウサギ、おいしいじゃない、私も好きよ」ってフォローしてもらったけど、「ウサギちゃん食べちゃうのかわいそう」っていうぶりっ子的感覚がイギリス人にもあるのか?当人は前菜にオリーブを頼んだら、皿山盛りで出てきて、さすがにひいてたけど、結局全部食べてた!その他ロンドンではなぜかタイ料理・インド料理を食す。全般的に不景気のためか随分安かった。

ドイツ料理は無骨で嫌いという人も多いけど、僕は好きです。肉のかたまり・じゃがいもがあって単純にそれを煮るか焼くかするだけですが、これ自体がおいしい。

それから、ドイツって歴史的に国というよりは都市ごとの独立心が強いんでしょうかね?
訪問先のドイツ人がハイデルベルグに住んでいて、どうしてもハイデルベルグを案内したい、かつハイデルベルグのホテルに泊まってほしいと思っていたらしく、空港に迎えに来てくれて、我々がフランクフルトに泊まると聞いたら、とたんにあんななんにもないつまらない、美しくもないフランクフルトになぜ?っていきなり不機嫌になってしまった。

いや、なぜって別に観光に来たわけじゃなし、効率優先でそうしたまでなのですが。

「でもクリスマス・マーケットは綺麗だって聞いたよ」
「クリスマスはすべてがきれいに見えるんだけだよ。どんなつまらない街でも。」
そこまで敵愾心を見せるか・・・

というわけで、フランクフルトオペラの話は次回に持ち越し。

はぁ、それにしてもピアノなし生活、なんとかしなければ。

以前

L(Life)-J(Job)=P(Piano)

と書いたことがありますが、今や

L-J=S.O

S.Oとは、なぁんだ?

息子(Sons)思いのお父さんだって?うん妥当な線ですね。
いや、しょぼくれたおっさんだろって突っ込んだのはどいつだ?
僕は、素敵な大人だと思いましたが・・・

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レッスン記(12/1)

今日のレッスン

・ハノン55番の後半、4重トリルの特別な指づかい>OK
・平均律10番プレリュード(3回目)>NG
・ベートーベン ピアノソナタ 9番 第三楽章(2回目)>NG

以上おしまい。

もう感想書く気になれないほどNGでした。
いつも、ダメだ、ひどかった、ボロボロだったと愚痴り気味の記事ですが、今回は最悪。
もう録音済みでほとんど弾く興味が失せてしまった曲でNGを出されたのは本当ショック。
(頭の中はもう「家康」のみ。セバスチャンのたたりか?)

全体的に、もの凄い後退感、倦怠感、スランプ感が濃厚。
ここ2ヶ月くらい、二週おき(ひどい時は3週おき)レッスンが常態化しているので、アコピ時間が激減していることも影響しているのでしょうか?

いずれにしても、こういう時はロスカットルール。(は?ディーリングじゃあるまいし・・・)
しばらく、弾かない!一切鍵盤に触らない!
二週間の断弾(だんだんと読みます。by Printemps)を命ず。

ってほど大層なことじゃなく、来週は海外出張なもので・・・

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樅の木

樅の木、リンクはずれてたので設定し直しました。こちらです。

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